外国人比率が高い都道府県は?

 コロナ禍が終わって再び国境を越えた移動が盛んになってきています。
最近では観光だけではなく日本に住む外国人も増えてきました。ところでどの都道府県が一番外国人比率が高いのでしょうか?
 今回は2023年末時点での都道府県ごとの外国人人口と2024年1月1日時点での都道府県の人口のデータを用いて、都道府県ごとに外国人の割合を出してランキング付けしてみました。

参考データ
https://www.moj.go.jp/isa/content/001415139.pdf

ランキング

 早速ですが都道府県ごとの外国人比率のランキングです。

1位 東京 4.49%
2位 愛知 4.32%
3位 三重 3.80%
4位 群馬 3.60%
5位 大阪 3.56%
6位 静岡 3.31%
7位 岐阜 3.30%
8位 京都 3.14%
9位 埼玉 2.97%
10位 滋賀 2.95%
11位 茨城 2.90%
12位 神奈川 2.75%
13位 千葉 2.55%
14位 山梨 2.54%
15位 栃木 2.50%
16位 兵庫 2.49%
17位 広島 2.32%
18位 福井 2.27%
19位 富山 2.02%
20位 福岡 1.99%
21位 長野 1.98%
21位 岡山 1.98%
23位 香川 1.86%
24位 沖縄 1.74%
25位 大分 1.65%
26位 島根 1.62%
27位 石川 1.57%
28位 山口 1.52%
29位 熊本 1.50%
30位 奈良 1.32%
31位 愛媛 1.27%
32位 佐賀 1.23%
33位 宮城 1.22%
34位 徳島 1.13%
35位 北海道 1.12%
36位 長崎 1.06%
37位 鳥取 1.05%
37位 鹿児島 1.05%
39位 和歌山 1.01%
40位 宮崎 0.93%
41位 高知 0.92%
42位 新潟 0.90%
43位 福島 0.89%
44位 岩手 0.88%
45位 山形 0.80%
46位 青森 0.65%
47位 秋田 0.50%

トップは東京都で4.49%でした。22~23人に1人が外国人である計算になります。
一方で47位の秋田県はわずか0.5%、つまり外国人は200人に1人です。

ランキングを1%刻みで色分けしたマップです↓

赤色 4.00%以上
濃い紫 3.00%~3.99%
薄い紫 2.00%~2.99%
水色 1.00%~1.99%
青色 1.00%未満

 関東地方と東海地方が高めです。首都である東京は海外の玄関口でたくさんの外国人が住んでいます。そしてその周辺にもたくさん住んでいます。愛知はトヨタ自動車をはじめ、工業系の雇用が盛んな地域で外国人労働者が多数います。そしてその周辺の東海3県もベッドタウン的な役割なのか割合が高くなっています。外国人比率が高い傾向が見られる地域は3大都市周辺で、3大都市以外の大都市がある北海道、宮城、福岡はそこまで割合が高くありませんでした。

 最後に、1%台の都道府県が多いため、1%台の都道府県を1.00%~1.50%未満(水色)と1.50%~2.00%未満(青色)でさらに分けたマップも載せます↓

※1.00%未満は濃い青色になっています

まとめ

 近年はグローバル化が進み、コロナ禍が終わったことも相まって、外国人の人口は年々増えつつあります。それぞれ文化の違いはあれど、お互いの文化を尊重しつつ共生していけたら良いですね。

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