日本は地方からはどんどん若い世代が減っています。一方で東京などの大都市は若い世代が続々と集まっています。特に20代は都道府県間の人口移動が活発で、社会増減が多い代です。今回はそんな20代の割合を都道府県ごとにランキングにしてみました!
(統計ダッシュボード‐人口ピラミッドの2025年予測人口を参照しました)
(統計ダッシュボード – 人口ピラミッド (e-stat.go.jp))
全国平均は?
まずは全国平均ですが
日本全体の人口 123262448人
20代の人口 12442855人
となり、10.0%です。
10.0%以上の都府県
まずは1位~12位、全国平均の10.0%以上の都府県です。
1位 東京都 12.8%
2位 京都府 11.2%
3位 神奈川県 11.1%
3位 愛知県 11.1%
5位 大阪府 11.0%
6位 千葉県 10.6%
7位 滋賀県 10.5%
8位 埼玉県 10.4%
8位 福岡県 10.4%
10位 宮城県 10.1%
10位 岡山県 10.1%
12位 石川県 10.0%
東京都がダントツです!
やはり大都市がある県や都市圏を構成する都府県が集まっていますね。
個人的にやや意外なのが石川県と岡山県。
石川県は北陸一の都市、金沢市があることから周辺から人を集めているのかもしれないですね。
岡山県も関西都市圏のベッドタウン的な役割を果たしているのでしょうか?
9%代の県
続いては9%代の県10県です。
13位 沖縄県 9.9%
14位 群馬県 9.6%
15位 広島県 9.5%
16位 茨城県 9.4%
16位 兵庫県 9.4%
18位 栃木県 9.3%
18位 岐阜県 9.3%
18位 三重県 9.3%
21位 山梨県 9.2%
21位 静岡県 9.2%
大都市の近くにある県が続々とランクイン!
沖縄県は日本一出生率が高いこともあってか、ここで出てきました。
8%代の道県
ここからは23位以降、後半に入ります。
23位 北海道 8.8%
23位 富山県 8.8%
25位 福井県 8.7%
25位 香川県 8.7%
25位 佐賀県 8.7%
25位 熊本県 8.7%
29位 長野県 8.6%
29位 奈良県 8.6%
31位 大分県 8.5%
32位 福島県 8.3%
32位 鳥取県 8.3%
32位 山口県 8.3%
32位 徳島県 8.3%
36位 新潟県 8.2%
36位 島根県 8.2%
38位 山形県 8.1%
38位 愛媛県 8.1%
8%代が17道県となり、数でいうと一番多いと言う結果に。
同一順位が多いですね。
地方はどこも同じ傾向で、だいたい同じくらいになってしまうのでしょうか?
8%未満の県
最後は40位以降、8%未満の県です。
40位 和歌山県 7.8%
40位 宮崎県 7.8%
40位 鹿児島県 7.8%
43位 高知県 7.7%
44位 青森県 7.4%
44位 岩手県 7.4%
46位 長崎県 7.3%
47位 秋田県 6.6%
地理的に端にあるような大都市から大きく離れている県がランクイン。
44位以降は僅差ではなく大きく差がついています。
秋田県は唯一の6%代となりました。
マップに表すと?
1%ごとに区切って都道府県のマップを色分けしてみました。
12%代→赤色
11%代→黄色
10%代→ピンク色
9%代→水色
8%代→青緑色
7%代→紺色
6%代→黒色
として色分けすると以下のようになります↓
まとめ
今回は都道府県ごとの20代の割合を調べて見ました。
地方はどこも同じ傾向が見られ、一部の大都市が人を集めています。
20代は地元に残って地方を創生してほしいという意見もある反面、進学や就職で夢を追うのを応援したいのも事実。日本ではこの傾向が当分続くと思われますが、これからはどうなっていくのでしょうか?